昨夜、NHKの深夜番組を観ました。再放送のようでしたが、食い入るように観ました。その内容は、あの大震災後のある老夫婦のお話でした。詳細は割愛しますが、七十過ぎのお父さんが頑張る、とおっしゃていたことがずーと頭に残っています。
僕自身も頑張る、とよく言います。周りにも、頑張れよ、と声をかけます。心に引っかかったのは、ご年配の方が頑張るということなんです。体の心配もさることながら、長いこと生きてこられて、まだ頑張らなければいけない世の中なのか、とね。そのお父さんには、頑張らなくても良いから、ゆっくりしてくださいよ、と願わずにいられません。しかし、あの大震災は、あの原発事故は…。
ご年配の方が頑張る、中年の方が頑張る、学生さんが頑張る、子どもたちが頑張る、赤ちゃんが頑張る、そして自分が頑張る、その頑張るに込める気持ちは当然違うし、その頑張るで目指すゴールだって違いますよね。何よりも、本当に頑張らなければいけない人が、実は頑張っていないんじゃないか、ふとそんなことを思いました。
今日も僕のブログにお越しくださりありがとうございます。頑張れよ、と言うよりも、お互い頑張ろう、と言った方がいいな。