農業を学ぶのなら、畑にいくのが一番良いのだけれど
座学でお勧めしたいのが本書です。
農業をやりたいけれどどうしたら良いの、
農地を守っていきたいけれどどうしたら良いの。
その両方の解決策が書かれているのですね。
そして、議論に落ち着いた感もあるTPPによって
農業はまず打撃を受けるだろうと考えられます。
本書では、京野菜のようなブランド野菜を作る農家
営業努力の並外れた農家だけが生き残ると解いています。
じゃあどうするのか。
その答えは農業技術の確立とのこと。なるほど。
言っていることと、やっていることが合致していますね。
あとはどれだけ賛同して動いてくれる人がいるかってこと。
僕自身も地元でできることのヒントを探るべく
この本を手にしたのでした。
食料危機に対峙する、夢と希望が詰まっている一冊です。