垣根涼介「君たちに明日はない」の書評



山本周五郎賞を受賞した作品です。
リストラ請け負い会社に勤めるサラリーマンの
人間ドラマが描かれています。

人員整理が叫ばれている現在において
たぶん、この小説の内容が
リアルに起こっているのだろうと感じてしまいます。
首切りを告げる(遠回しだけれど)仕事を選んだ村上真介。
こんな仕事にもやりがいを持っている設定がおもしろい。
フツーいないですよね。

そして、首切りを伝えなければいけない相手と
恋に落ちていくのも面白い。
小説の世界だからこその、ありえない設定です。

5つの章立てで書かれていて、
各章で脇役が際立っていて読み易かったです。

仕事って、一体なんだろう、とふと思ってしまった。



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