吉村達也「Dの変身」のブックレビュー



これは「愛と性」を描いた問題作です。

大学生の時に、“できちゃった婚”で親から結婚を迫られた増岡大輔と瑛子。
このふたりの早くして結婚した顛末が描かれています。
不運の連鎖のきっかけは、大輔がひとけた間違えて入金したことから始まります。
キャバクラ嬢との浮気、嫁の不倫、親の壮絶な過去などなど
次々に大輔に降り掛かってくるのです。

本作の問題は、“できちゃった婚”に対する大輔の思考です。
ここで書いたら、間違いなく女性陣からおしかりを受けるに違いないほど
辛辣なのです。おいおい言い過ぎだぞ、と僕はうなったものです。

ひとりの男の転落人生、男性陣にとっては、勉強になる一冊かも知れません。



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