あいちトリエンナーレ2019へ行ってきました



企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった「あいちトリエンナーレ」へ行ってきました。現時点(2019年9月19日)でも、展示再開の目処は全くありませんね。そんな中、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、円頓寺会場を鑑賞。モバイルトリエンナーレの小牧会場も鑑賞してきました。

率直な感想としては、だいぶ物足りないなあ。「表現の不自由展・その後」以外にも、展示を取りやめている作品が結構あったのが残念。配布しているパンフレットに、その旨を明記しないといけませんよね。添付シールで応急処置が必要に思いました。たまたま居合わせた海外からの来場者が、なぜ展示されていないのか戸惑っていましたから。

発想の転換を図った陶器の作品は良かったです。カモメや魚が飛び出して表現されていて、家の玄関に飾りたくなるアート作品です。その他の作品は、僕としては好きではありません。

物足りなさのひとつに、参加アーティストの減少があるかもしれません。ウィキペディアで検索してみると、2010年が131組、2013年が122組、2016年が119組、2019年がなんと79組がそれぞれ参加。理由までは不明ですが、年々減少傾向なんですね。さらに、会場においても縮小されていると気づきます。けれど、運営費は約10億円、とかの政治家が言っていましたね。そんなに必要なんだという印象です。十分な活動費が作家に渡っているのかな。

そのほとんどが国、愛知県、名古屋市からの公金で、残りを事業収入(チケット販売、グッズ売り上げなど)で賄っています。全国でこの手の芸術祭が実施されていて、公金の奪い合いの様相に間違いありません。となると、今回の展示中止の騒動による悪い影響が大きそうですね。芸術祭に賛成の立場ですので、少しでも長く続けて欲しいですけど。

ちょっと小言になりますが、「作品を通じて色々なことを感じ取って欲しい」という意見が出てきます。それは、多分、社交辞令で、この点を伝えたい!という熱いメッセージがあるはずだと思うのです。そこをきちんと伝えられる作品に仕上げなければ、その作品は失敗なのでは。今回の「表現の不自由展・その後」中止騒動によって、作家魂がさらに良い方向に行くことを願います。

豊田市美術館については、ちょっと遠いため、行くかどうか未定です。開催期間が10月14日で、それまでに企画展「表現の不自由展・その後」が再開されても、行けるかどうか。と言いながらも、「あいちトリエンナーレ」熱は、だいぶ冷めてしまっています。次回の開催はどうなるのかな。



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