家の小さな庭に、桜の樹が一本植えてあります。この樹は、僕が独立した時の記念樹として植えたのです。節目でもあり、気持ちを込める意味合いも兼ねています。この日を忘れない、という祈りもあります。
実はこの桜、去年の春には一切花を咲かせませんでした。おかしいなあと思って、親戚の植木職人のおじさんに聞いたら、どうやら小鳥達が花の芽を摘むんでしまったようなのです。へえ。芽が無ければ、そりゃ花だって咲きませんよね。卵が無ければ、鶏が生まれないのと同じです。
今年はどうなんだろうと、見上げてみるものの、よくわかりません。芽らしき小さなものはありけれど、これが花になるのかどうか。朝、小鳥達は元気よく桜の枝で羽を休めているので、もしかしたら芽を摘むんでいるのかも。そうすると、今年も咲かないのかな。どちらにしても、春が待ち遠しく、桜の開花も待たれます。
今日も僕のブログにお越しくださりありがとうございます。春に向かって色々と企画準備中です。冬眠中みたいに、動きが鈍いけれど、せっせと頑張っています。