IWGPシリーズの第4弾作品。トラブルシューターの真島誠が活躍するストリートミステリー小説です。切れ味鋭い筆致で若者のリアルを見つめていきます。
「東口ラーメンライン」
元Gボーイズのラーメン屋が嫌がらせを受けているため相談を受けるマコト。情報屋ゼロワンの力を借りて営業妨害を突き止めます。
「ワルツ・フォー・ベビー」
マコトは心から誇りに思うオヤジに会います。不運にも通り魔に一人息子を殺されたジャズタクシー運転手だった。
「黒いフードの夜」
娼婦たちが消えた池袋に、14歳のビルマ人少年が現れます。違法デリヘルで売春を強要させる人物に脅しかけます。
「電子の星」
親友の行方を追うネットおたくが山形から上京。池袋の人体損壊秘密クラブの存在が明らかに。