IWGPシリーズの第2弾作品。真島誠が池袋を舞台に駆け巡ります。各章のプロローグはストーリーテーマを明確にして、一瞬のうちに物語に引き込む力があります。エピローグまで一気に読める新しい造形がいくつも詰まっています。
「妖精の庭」
小学校の同級生に会ったマコト。ディスプレイの中で怯えるデジタルの妖精を救い出す秘策とは。
「少年計数機」
マコトがミスを冒す!?周りのすべてを計数機で数えるヒロキのトラブルに巻き込まれます。
「銀十字」
池袋で連続ひったくり事件発生。被害を受けた仲間のために、年寄りふたり組がマコトを訪ねてきます。
「水のなかの月」
池袋でしのいでいるヤクザから呼び出しが。マコトとタカシは、パーティー潰しの集団を追いかけます。