アメリカンドリームを具現化した都・ラスベガスが舞台の作品。
その街で史上最高額5,400万ドルのジャック・ポット(大当たり)が出た。賞金をもらう権利を3人の落ちこぼれが主張し、それぞれの人生があらぬ方向に進んでいきます。幸運は誰の手にもたらせられるのか。ホテル関係者やスロット台の管理会社も巻き込んで、一代ドタバタ劇は最高に盛り上がっていきます。天の声のような作者のつぶやきページがあり、ラスベガスへの愛情が感じられて面白いですね。ホテルや街の表現も細かく、ラスベガスがちょっと見近に感じられます。