愛知トリエンナーレへ行ってきました。残暑の厳しい中、愛知県美術館会場、名古屋市美術館会場、長者町会場、納屋橋会場の主要なところを中心に見て回れました。
前回も見る機会があったんですが、アートってわからないものです。それが良いのだと思うのですが、何回見てもたぶん分からないものだと僕は思っています。初めて洋楽を聴いたときも、なんか良く分からんけど良い音楽だと思った感覚にとてもよく似ています。わかんないけど見に行ってみるのです。そして、すげーと感動するのが刺激なんですねー。会場に来ていた若い子が、わあ何これ、と素の意見をあげていました。僕も同じ意見です。
数を数えていませんが、出展数は増えていると思います。その増えた分だけ、今回は楽しいですね。岡崎会場もあることですし。でも、気になるのが震災に関わった作品があることなんです。今回のテーマが震災絡みだからの作品ですが、アートと震災をくっつけるのはどうかと考えます。アートの世界にも社会性が求められている証拠でしょうか。被災地の写真が展示してあったのは、少なからず疑問が残ります。もっと創造性に育まれた作品を見ていきたいですね。
今日も僕のブログにお越しくださりありがとうございます。多くのボランティアに支えられている今回の愛知トリエンナーレ。今月の27日まで開催です。