今日、ランチを食べている時に、この子、接客がうまいなあと感心したものです。何にうなったかというと、その笑顔。笑顔だけなら誰にもできるんでしょうけど、笑顔になる瞬間が見事でした。笑顔になるスイッチの入れ方が最高だったとも言えます。
最初、その子を視界で捉えたときは、注文を取って早く厨房に通そうと急がしそうでした。悪いなあ、と思いながらも、僕は「すいません」とその子を呼び止めたのです。他にスタッフがいなかったんですから。で、僕の声が耳に入った瞬間、パッとこちらを見て、すぐに笑顔になったのです。もちろん、その笑顔はつくっていなかったと感じました。見事。
不器用な子ならば、僕が声を掛けた瞬間に、ちらりと視線だけ寄越して、「少々おまちください」とでも言いながら、いったん厨房へ消えて行くと思うのですね。そうじゃなかったあの子の接客は手本になります。そんな子がひとりでもいるだけで、その店は繁盛するのだと思います。結局は、人。商売は、できる人で成り立っているんですよねー。
今日も僕のブログにお越しくださりありがとうございます。商売で迷ったなら、まずは自分を鍛え直すのが良さそうです。