20歳が大人の仲間入りとするのならば、19歳までが子供です。人生は、男性で約70歳くらいとするのならば、子供の期間と言うのは随分と短いものですよね。だからなのか、子供目線は案外わかっていないと思うのです。
例えば、小学生の子供が風景の絵を描いているところへ、大人がすぐ目の前でたむろし始めます。大人の権利を行使して、立ち話を始めます。その絵を描いている子供にとっては、急にきた大人にびっくりのはずです。でも、大人は気づきません。子供が見えていないのです。おかまいなしに話し続けます。
そんな場面をたまたま目撃しました。子供は、口を一文字にして、すねることなく、お母さんに泣きつくことなく、じっと我慢していました。延々と大人が居座るので、その子は片付けを始めたのです。大人って、バカだなと思いました。どうして子供が絵を描いていることに気づかないのか。大人だからいいのか、といえば違うはずです。見かねたお母さんは、一緒に片付けを始めました。ちらっとバカな大人に視線を送っていました。子供が絵を描いているからどいてよ、と言えない自分は大バカですね。
今日も僕のブログにお越しいただきありがとうございます。子供目線に合わせるのではなくて、子供と一緒の方向を見ることが大切ですね。今日はこどもの日です。