地元の市民会館で、人生初の落語を聴く機会に恵まれました。円楽さんと小遊三さんによる二人会で、多くのご来場がありました。僕自身もそうなんですが、落語で教養を深めるというよりも、どれテレビに出ている落語家を見てみるかという感じでしょうか。前座のお弟子さんは、だいぶ緊張されていたように思います。
初めて聴く落語は、確かに圧巻です。口ひとつと、身振り手振りだけでその世界観を作り上げてしまうんですから素晴らしい。きちんと笑いもあるから楽しめます。どちらかというと円楽さんの方が落語家として、その話が楽しめました。四十分くらいを延々としゃべっているんですから、ものすごい稽古の結果だと思うのです。
話の切り替えがうまいです。ポンポンと進んでいって、違和感もなく話についていけます。そして、お二人とも歌丸さんが好きなのか、格好のネタにされていました。歌丸さんのおかげで場が一気に和んだことは間違いありません。歌丸さんは、慕われているんだなと。うん、歌丸さんのようになりたいですね。
今日も僕のブログにお越しいただきありがとうございます。落語の歴史は約250年あるそうです。へえ、以外に短いなというのが感想です。それだけ、現代に認められたからなのかな。歌舞伎座も新しくなり、日本の文化芸術をもっと楽しみたいです。