雫井脩介「クローズド・ノート」の書評



私・堀井香恵は、文具店でのアルバイトと
マンドリンサークルに勤しむ大学生です。
ごく有り触れた毎日を送っている時、
自室のクローゼットで、前の住人が置き忘れていったノートを見つけます。
女性教師の奮闘が日記で残されていて、香恵は興味本位で
読み進めていき、いつしかその教師のファンになります。
日記の内容に勇気づけられて、香恵から目が離せません。

ノートが出てくるだろうということは
タイトルでわかっていたけれど、なかなか出て来ないのです。
香恵の大学生活が綴られたり、万年筆のうんちくが語られたり。

そして、いよいよ運命を切り拓いてくれるノートが見つかると、
そこからはストーリーが一気に進んでいく感じです。
ひとりの女性の恋心、愛くるしい日常が楽しめます。

好きな作家がまたひとり増えましたね。
良い作品です。

また、作者の実際のご体験を元に書かれていたと知り
とても悲しくなりました。



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メディアクリエイターを目指して、日々においてブログを更新中。出没スポットは、愛知県一宮市を中心に、名古屋市などを含めた東海エリアです。自身の体験が、ブログの情報ソース。また、情報収集は、ネットニュース、本や雑誌、普段の会話です。立ち上げ当初のカテゴリーは、料理、農業、ワードプレスですが、コンテンツを総花的に増やしていきます。