飲み会の最中に、幹事は参加者の帰る手段や方向をそれとなく確認します。どうやって来たのか、どこに住んでいるのかが、話の中に出てきたら自ずとわかってくるものです。特に遠方からの参加者に、幹事は帰る手段を聞いておきます。徒歩や自転車、電車など、交通手段の話でひと通り盛り上がり、もちろん気を付けて帰ってもらうようにします。
お酒を飲み過ぎて足元がおぼつかないようなら、タクシーの利用を提案します。タクシーの利用を断る参加者には、少しでも休んでもらうように仕向けます。タクシーを利用して帰る場合、乗り合わせができるように同乗者を募ります。お酒を飲めない参加者がクルマで来ている場合、同じ方向の参加者を乗せて送ってもらうように頼みます。会場の外に出てから帰る方法を決めるよりも、ある程度飲み会の席で決めておくのです。また、恋が芽生えそうな二人の帰る方法は、その二人に任せます。
幹事は参加者の帰る手段を 確実に確保すること