吉田修一「さよなら渓谷」の書評



発端は緑豊かな渓谷で起こった幼児殺害事件。
実母が逮捕されて事件は収束かと思われました。

けれど、取材を続けていた週刊誌記者が
隣家に住む男性の信じ難い過去を突き止めます。
物語はそこから急展開して進んでいきます。

男だからわかることとわからないことがあり、
女だからわかることとわからないことがあり、
それが、この小説の根底にあるのだと感じます。

不幸を約束しあった男と女、そのふたりの人生が
あまりにも悲し過ぎます。
ちょっと切なくなる作品ですね。



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メディアクリエイターを目指して、日々においてブログを更新中。出没スポットは、愛知県一宮市を中心に、名古屋市などを含めた東海エリアです。自身の体験が、ブログの情報ソース。また、情報収集は、ネットニュース、本や雑誌、普段の会話です。立ち上げ当初のカテゴリーは、料理、農業、ワードプレスですが、コンテンツを総花的に増やしていきます。