飲み会では、誰も分からない話を延々としてしまう参加者が必ずいます。しゃべりに夢中になっている参加者しか理解できない話題の場合、幹事は聞き役に回り、とにかく笑顔でうなずきます。周りの参加者が誰ひとり聞いていなくても、幹事はその参加者の話し相手になってあげるのです。良き理解者となりながら、その話を盛り上げていき、一息ついたところを狙いすまして、別の話題に振っていきます。
または、ドリンクや料理を差し出して、強引に話を中断させる方法もあります。自分の話に夢中になっている参加者を楽しませたまま、全く別の展開にタイミングを見計らって運んでいくのです。アルコールで酔っぱらってしまって話がくどくなった参加者に対しては、「大丈夫ですか」と連発して声をかけながら、冷たい水や暖かいお茶を飲ませて口封じを行ないます。幹事は、参加者の表情を見渡すことで、場に合わない話題への対応を素早く行なっていきます。
場に合わない話題で盛り下がってしまう前に 幹事は適切な対処を施すこと