この本を手にするまで、勉強不足もあって
パティシエの小山進さんを存じ上げませんでした。
好きで見ている「情熱大陸」にも出演されているんだけど
その回は見逃していたようです。
そもそも小山さんを知っていないのに
どうしてこの本を手にしたかというと、
丁寧、というタイトルに惹かれたのですね。
僕自身、仕事でもプライベートでも、その丁寧を心掛けているのです。
だから、必然と心が導かれたのがきっかけなんです。
読んでみると、面白い。
仕事に対する姿勢が、なるほどと思えました。
お客様の役に立とうとすることはもちろん、
スタッフを育てるお考えは素晴らしいと感じました。
おそらく、この丁寧は、世界に誇れる日本文化ではないのかな。
だから、海外でも活躍できるのではないでしょうか。
この本を読んだ後、パティシエになろうと思う読者はいないのかも。
でも、自分の仕事をもっと頑張ろうと思う読者は多いはずです。
小山さんがケーキ作りで証明しているから、
他の仕事でも、丁寧は応用できますよねー。
仕事で悩んでいたり、人間関係で悩んでいたり、ぜひ読みたい。