ただいま友人の結婚披露宴で上映する、生い立ち映像を作っています。せっかくなんで、好きなミージシャンの曲をBGMとして使おうと話し合い、すすめています。世の中にはあきらかに悪用&乱用されている音源が多数ありますが、著作権の許諾申請を出そうという流れになりました。
で、JASRACに問い合わせて、各種申請を出しました。すると、音源を使うのに、さらに著作隣接権という権利があることを知り、急いでレーベルにもその申請を出したのです。料金はいくら掛かるかなと思い確認したところ、な・なんと、3万〜6万円と言われました。ジ・エンド。
一日限りの上映に、一般市民の上映に、その料金設定はしんどいですね。JASRACの申請分もあわせると、1曲約5分を使うのに、4万〜7万円です。とても払えないです。ユーチューブなんかでバシバシ流れているのは、たぶん申請を出していないでしょうね。レーベルは、なかなか全てを取り締まれないと言っていました(ただし、ユーチューブは自動削除されるんだって。レストランや結婚式場で流す分は無法地帯)。
ミュージシャンの音源を使うのも、夢の夢だね。まあ、ひどい映像にBGMとして使われるのを防ぐ意味もあると思うけど(僕が作る映像はクオリティ高めです)。ちなみに、あるレーベルに伺ったら、披露宴で流す映像においての許諾申請はほとんどないそうです。つまり、わざわざ連絡した僕を褒めていただきました。きちんと筋を通したから、気持ちはよかったです。友人よ、申し訳ない。フリー音源で頑張るよ。
今日も僕のブログにお越しいただきありがとうございます。著作権保護の観点がよくわかる仕事です。