脳死。この言葉から受けるのは、押し迫ってくる黒い恐怖です。六歳未満の男の子が、脳死と判定されました。
ご両親は誇りを持って脳死を受け入れて、臓器や角膜を提供されています。心臓が動いているけれど、体温があるけれど、死、となる現実はいかなるものなのか。家族の判断というのは自然かもしれないけれど、もどかしい気持ちも湧いてきますね。
ただ、どうじてもずるいもので、脳死か否かを突きつけられる現実ではないので、考えが巡ってきません。不慮の死というのも違うし、病死とも違う。普通に生活している者に取っては、ただ無力だけだと思います。
命に関わっていることだから、もっとみんなで知恵を出し合っていいのかもしれません。この臓器提供において、僕は自分の体を大切にしようと改めて感じました。
今日も僕のブログにお越しいただきありがとうございます。生きていることに感謝です。