緊急事態宣言が前倒しで解除することが検討されているとニュースで知りました。とんでもないことですよね。本来なら、その期限は3月7日まで。
国家の緊急事態を前倒しで解除するために、時間を割いて議論するくらいなら、本来の期限の7日まで、全力でコロナ対策に打ち込むべきではないでしょうか。早く解錠しようとする目的が理解できません。
早く解除しようとすることは、ただの政治パフォーマンスと見て取れます。緊急事態宣言の解除が目的ではなく、コロナ撲滅がそれですよね。
緊急事態宣言は、ワクチン接種の見通しができるまで解除するべきではないと僕は思っています。高齢者への接種が4月から始まる予定のため、そこまでは継続するべきでは、と感じます。
緊急事態宣言と、飲食店の時短要請がセットになっていることも不思議です。感染拡大の震源地は、飲食店以外にも相当広がっている現状。飲食店に限る要請を見直していく必要がありそうです。例えば、外食を控えてではなく、外出を控えてと強く自粛を打ち出すのはどうかな。
コロナ対策の検証が少し疎かです。効果的な対策は継続するべきですし、無駄だった対策は見直ししなければ。学校の一斉休校は全く効果がなかったですよね。
緊急事態宣言は、国民へのメッセージ性が強いです。発出して、解除しての繰り返しではダメだと思います。コロナ終息の見通しが立つまで、緊急事態宣言は継続されるべき時代です。僕はそんな時代に生きています。