3回目の緊急事態宣言が発令されました。対象は、東京都、大阪府、京都府、兵庫県。どうしてその4都府県なのか丁寧な説明が見当たりませんが、病院の逼迫度合いが大きいのだろうと想像ができます。
宣言対象の国民が、宣言外の隣の県に人波となって押しかけていると聞きますから、早くも人出抑制ができていない現実です。発令期間の5月11日までに、果たしてどれだけの効果が現れるのかな。
週刊誌で読みましたが、政府が目指すゴールはどこなのだろう。新規感染者数がゼロなのか、ある程度の数まで減らしていきたいのか。ワクチン接種をどう進めたいのか。地元の高齢者への接種は、どうやら6月頃のようで、オリンピックが始める頃にようやく終わるみたいです。それから、やっと一般人への接種予約らしいです。らしい、と言っているだけで、確定ではなく、多分スケジュールはずれ込んでいくだろうなあ。
政府は、コロナ禍にどう対策をとっていくのか、なんだか中途半端と感じます。夏のオリンピック、秋の総選挙をみているだけだと言えそうです。緊急事態宣言を出しながら、オリンピックを開催しそうな勢いです。
GoToキャンペーンの失敗から何も学んでいません。コロナ収束に向けての足並みが乱れました。ここでもう一度、しっかりとコロナ収束を見据えた対策をとっていかねば。