久しぶりの本屋へ
晴れ間が覗いたり、曇ったり、雨が降ったりと忙しない天気の日でした。自転車で出掛けましたが、ちょうど傘の必要も無く移動できたのは晴れ男だからでしょうか。ふむ。 ここ1週間は時間に追われていたため、今日は久しぶりに地元の本屋…
晴れ間が覗いたり、曇ったり、雨が降ったりと忙しない天気の日でした。自転車で出掛けましたが、ちょうど傘の必要も無く移動できたのは晴れ男だからでしょうか。ふむ。 ここ1週間は時間に追われていたため、今日は久しぶりに地元の本屋…
半袖の人がいたり、長袖の人がいたりで、季節の変わり目を感じます。自転車で移動していたんですが、夜になると既に寒いです。手袋が欲しくなったのは、ただ単にボクが寒がりなだけかな。 ブックオフが好きで良く顔を出します。どうだろ…
身内の誕生日プレゼントに、本を贈っています。いつからやり始めたのか、よく覚えていませんが、毎年続いています。自分で選んだ本をプレゼントしています。 もうね、いろいろ、あれこれ考えて本を選んでいます。時には、何度も本屋に足…
一体、何回泣いてしまったんだろうと、読後に思いました。随所にほろほろ来る場面が散らばっていて、鼻の奥がつんとしました。犯罪小説の名手がおくる家族小説は、感涙必至です。 主人公の君川小麦(名前の付け方がとても新鮮!)は、ガ…
まさに時代に沿った長編小説です。確かに問題作であります。作者の「オリンピックの身代金」に継いで読み応えのある一冊です。 小さな田舎町で、中学二年生が転落死しました。事件と事故、そして自殺としても警察による捜査がすすめられ…
恋愛小説の名士が贈る一冊。妊娠や出産をテーマにした内容です。切迫流産の場面には、ドキドキして息がつまりました。 編集の仕事に夢中だった千花子が妊娠。生むことに迷いを抱いていたけれど、夫・一斗の後押しで出産を決意します。仕…
サスペンス長編小説です。中盤に山場を迎えて、そこからラストまで一気読みです。視点の移り変わりが、ストーリーを否応に盛り上げていきます。 作家として注目され始めた待井涼司の出世作「凍て鶴」に映画化の話が持ち上がります。その…
読み易い警察小説。 第7回大藪春彦賞を受賞した作品で、ミステリーとしても注目されました。 バッドマントと名乗る連続児童殺害事件の犯人。 捜査に行き詰まりを見せ始めた警察は、テレビを使っての公開捜査に乗り出します。 その役…
主人公は、新人刑事の佐原夏輝。 祖父の世代からの刑事の血筋で生まれ育ちます。 夏輝が、初めての現場でコンビを組まされたのが別離していた実の父親。マイペースな父親と異なり夏輝はやりずらさを思えながらも刑事として成長していき…
「第1回このミステリーがすごい」で大賞を受賞。 心の存在をテーマに取り上げた作品です。 不慮の事故でピアノを弾けないピアニストの青年と 脳に生涯を負っている少女が主役です。 ふたりは山奥の診療所へ、ピアノの演奏のために訪…
私・堀井香恵は、文具店でのアルバイトと マンドリンサークルに勤しむ大学生です。 ごく有り触れた毎日を送っている時、 自室のクローゼットで、前の住人が置き忘れていったノートを見つけます。 女性教師の奮闘が日記で残されていて…
妻を急な病で亡くした夫・良平の悲哀に溢れています。 妻の四十九日を間もなく迎えるという時期に 娘がやつれて帰ってきました。 愛や幸せって何だろう、と考えながら 良平と娘は人生に必要な何かを探します。 妻の教え子だったとい…
発端は緑豊かな渓谷で起こった幼児殺害事件。 実母が逮捕されて事件は収束かと思われました。 けれど、取材を続けていた週刊誌記者が 隣家に住む男性の信じ難い過去を突き止めます。 物語はそこから急展開して進んでいきます。 男だ…
台湾を舞台にした長編小説です。 日本の新幹線が台湾で走り出すまでを、 シリアスに描いています。 台湾に思い入れのある商社員、 原野を切り拓いた台湾生まれの老人、 日本の会社で働く台湾人の建築家、 新幹線車両を整備する台湾…